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在宅勤務で増える飲酒量 つい飲み過ぎてしまう人たちの悩みと本音

 飲む量が増えた人がいれば、勤務時間中にも飲んでしまうようになったという人もいる。20代の男性会社員・Bさんは、「昼間からビールを飲みながら仕事をするのが夢だった」というほどの酒好き。外出自粛、在宅勤務により、居酒屋で飲まなくなってから、“主戦場”は家に移ったと明かす。

「昼食時から飲むビールが美味しいことこの上ない。ずっとしてみたかったので、実現して嬉しいです。もちろん飲みすぎると仕事効率が悪くなるので、ビール1缶をちびちび飲みながらとか、缶チューハイやウイスキーを、炭酸を多めにして、ほんのりアルコールのにおいと味がする感じで割って楽しんでいます。リモートワークはイライラすることも多く、気分転換のようなものです。ほろ酔いで気分よく仕事ができるので、精神的にはいいですね」

 とはいうものの、もはや常にお酒を買っておかないと落ち着かない、ということに気づいたのも事実だ。Bさんが続ける。

「お昼時、コンビニに行って、昼食とともに、お酒を購入することにも慣れました。時間があれば通販サイトを見て、常に数種類を切らさないように買い込んでいます。お酒の箱が家にいつもある状態だと安心できます」(Bさん)

 30代の女性会社員・Cさんは、行きつけのバーに通うほか、全国各地のアンテナショップでご当地のつまみや日本酒を購入し楽しむことが好きだった。自分なりのストレス発散だったが、店の臨時休業が相次ぐようになって、今はネットで購入したお酒を飲むことで気分をまぎらわす日々が続く。今度はアルコール依存症になることが怖いという。

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