新型コロナウイルス拡大の影響で、にわかにブームとなっているのがオンライン飲み会。自宅で気の置けない仲間と飲めるとは、テクノロジーの進歩には感謝せねばならないが、なにぶん参加者の大半が“初心者”というイベントだけに、珍事件も多発しているようだ。
オンライン飲み会がきっかけに、仕事に支障をきたすようになったというのは、ニュースサイトの編集者Kさん(40代・男性)だ。
「オンライン飲み会をやっていて、ビールを盛大にこぼし、大事な仕事道具のパソコンがおしゃかになりました。慌てて代替機を購入しにいったものの、在宅ワークでパソコン需要が拡大しており、パソコンが手に入るのは5月になりそうです……」(編集者)
本人も周囲も大笑いだったのはSさん(40代・出版)だ。友人と楽しく飲んでいたSさんは、なぜか「トイレに行く」という一言が言えなかったという。
「普段なら『ちょっとトイレ行ってくるわ』と、平気で言える間柄の友人ですが、話が盛り上がって、なかなか会話が途切れなかったんです。酔っ払っていたため、“トイレにパソコンを持っていけばいいや”と思ったのですが、『お前、パソコン持ったままトイレに行こうとしてない?』と、周囲が総ツッコミ。危うく排泄シーンを晒す寸前でした(笑い)」(Sさん)
自宅という気安さから、普段と違う行動を取ったという人も多いようだ。「普段よりハイペースで飲んでしまい、1時間ほどで潰れた」(30代・鉄道)、「一緒に飲んでいた友人がパンツ一丁になっていた」(40代・飲料)というエピソードも。また、「会社の独身寮で、深夜に若手社員が大騒ぎ。オンライン飲み会をやっていた」(30代・SE)、「部屋が汚すぎて引かれた」(前出・Sさん)などの報告もある。