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夏場のテイクアウトに食中毒リスク、危ない食品を見分ける方法

家から10分以内で持ち帰れるところが理想的

 キッチンのスペースが足りず、客席として使うカウンターやテーブルの上で容器に詰める作業をする店も散見される。

「客席など普段調理に使っていない場所で盛り付けなどをすると、衛生管理が不充分な可能性がある」(一色さん)

 さらに、菌の増殖を防ぐためには、温度管理が欠かせない。多くの細菌は20~50℃で増えやすくなるといわれるため、なるべくその温度帯に晒さないことが求められる。食品表示アドバイザーで消費者問題研究所代表の垣田達哉さんが話す。

「夏の時期のデリバリーでは冷蔵設備のある配達車で運ぶならいいですが、自転車やバイクでは必然的に屋外の高温な場所に一定時間、置かれることになります。時間をおけばおくほど菌は繁殖するので、できれば家から10分以内で持ち帰れるところが理想的です。20分以上かかるところは避けた方がいいでしょう」

こんなテイクアウトとデリバリーには注意

こんなテイクアウトとデリバリーには注意

※女性セブン2020年6月11日号

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