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パチンコの新機能「遊タイム」で何が変わる? 遊び方にも変化か

パチンコのハマり救済機能「遊タイム」は遊び方をどう変えるか(画像はイメージ)

パチンコのハマり救済機能「遊タイム」は遊び方をどう変えるか(画像はイメージ)

 新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けたパチンコ業界。そんななか、「遊タイム(ゆうたいむ)」という新機能を搭載したパチンコ機が登場している。

「遊タイム」とは、規定回転数の間大当たりが引けなかった場合に“時短”が発動する救済機能のこと。パチスロの“天井”に近いものだ。パチンコ業界に詳しいフリーライターの藤井夏樹氏がこう説明する。

「パチスロの“天井”は機種によって様々。一定ゲーム数当たらなかった場合に、天井状態となり、ボーナスやART(アシストリプレイタイム)などの形で出玉が増加すること多いです。

 一方パチンコの“遊タイム”は、一定回転数を消化したところで、時短に突入するというもの。時短とは出玉を減らさずに大当たり抽選を受けられるというもので、それだけでは出玉を獲得できるわけではありません。もちろん、時短中は大当たりを引く可能性も上がり、結果的に出玉による“ハマリ救済”となる可能性は高いのですが、時短も規定回数を消化すると終了してしまうので、大当たりを引けずに遊タイムが終わることもあるというわけです」

 遊タイムが発動する回転数は、「低確率時の大当たり確率の分母の2.5倍以上、3倍以下の回数」と決められている。また、遊タイムとして発動される時短の最大回数は、「低確率時の大当たり確率の分母の3.8倍まで」となっている。

 たとえば、すでにホールに導入されている遊タイム搭載のパチンコ機『Pリング呪いの7日間2』(藤商事)であれば、低確率時の大当たり確率が1/319.6。遊タイム発動回転数は885回転で、遊タイムは最大1214回転まで継続する。つまり、通常時で885回転まで当たらなければ、遊タイム=時短状態に突入し、そこから1214回転は出玉を減らさずに大当たり抽選が受けられるということだ(大当たりを引けば遊タイムは終了。大当り後は74回転のST状態に突入)。

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