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酔の助ほか、コロナで老舗飲食店・旅館が続々閉店「もっと続けたかった…」

丸八やたら漬(山形・山形市)

 営業最終日の5月31日、社長らが店頭で感謝の想いを伝え、明治18年創業、135年の歴史に幕を閉じた。国の登録有形文化財の店舗や蔵は解体される。

水月ホテル鴎外荘(東京・台東区)

森鴎外ゆかりの老舗宿が苦渋の決断(共同通信社)

森鴎外ゆかりの老舗宿が苦渋の決断(共同通信社)

 約80年の歴史を有する文豪・森鴎外ゆかりの老舗旅館。女将・中村みさ子氏は「敷地内にある鴎外の旧居を守るため、早期に閉館を決断した」と語る。

味よし 国分町本店(宮城・仙台市)

 国分町で店を構えて40年以上の老舗ラーメン店。深夜まで営業していたので、飲み会帰りに締めの一杯を求める人も多かった。

郷土酒亭 元祖炉ばた(宮城・仙台市)

 いろりを客が囲む「炉端焼き」発祥の店とされ、県外からも数多くの文化人が訪れた。いろりの前に座った店主が、長い木べらに徳利を載せて客に差し出す独特のスタイルが名物だったが、6月末で閉店。棟方志功、遠藤周作も通った炉端焼き発祥の名店。

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