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酔の助ほか、コロナで老舗飲食店・旅館が続々閉店「もっと続けたかった…」

木挽町辨松(東京・銀座)

 明治元年、歌舞伎座前で暖簾を掲げ、歌舞伎役者や観劇客からも贔屓にされた。作家の池波正太郎など、辨松の味を愛した著名人も多い。152年続いた「歌舞伎座前の弁当屋」。

割烹旅館安藤(鹿児島・薩摩川内市)

明治19年創業の老舗旅館を襲ったキャンセルの嵐(割烹旅館安藤HPより)

明治19年創業の老舗旅館を襲ったキャンセルの嵐(割烹旅館安藤HPより)

 地元食材を使った鍋や会席料理が人気で、宿泊のほか、宴会や法事も行なえる施設だった。多数のキャンセルが発生し、3月末に事業を停止。

レバンテ(東京・有楽町)

名作「点と線」の舞台になった老舗ビアレストランも幕引きに(時事通信フォト)

名作「点と線」の舞台になった老舗ビアレストランも幕引きに(時事通信フォト)

 1947年創業、日本におけるビアレストランの草分け的存在だった。牡蠣料理が評判で、松本清張の小説「点と線」の舞台にもなった。

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