できないことは 伝えてヨシ!
最近は、SkypeやZoomなどのビデオ通話アプリによる“オンライン面接”が増えている。通信環境は事前に整えておく方が、今後の就活では有利だ。普段からリモート飲みなどで操作に慣れておき、通信が中断されないか、音声はクリアか、背景には何が映っているかなどを確認しておこう。
「面接の場にふさわしく、極力シンプルな背景に。雑然とした雰囲気は避けること。バーチャル背景を活用したい場合は、企業側に断りを入れましょう」
また、実際に企業に出向いたことを想定した服装や姿勢で臨むことも大事。
「どんな仕事をしてきたか、入社したらどんな貢献ができるか、には答えられる準備を。質問も用意しましょう」
子供のお迎えに間に合わない残業など、できないことはきちんと伝え、「可能であればこうしたい」という希望と分けて伝えることが大切だ。
主婦が面接に臨む際の「想定問答集」
実際、書類審査を通過したら後に待っている面接。ウィズ・コロナ時代のいま、就職の面接ではどのようなことが聞かれるのだろうか。想定してみた。
【Q.1】自粛期間中はどうでしたか?
【A.1】「自宅で過ごす時間が増えた分、家族との会話を増やしたり、これまで手が回らなかったエアコンの掃除を行ったりと、有意義な時間の使い方を心がけていました」
●POINT/企業は応募者の常識を見ようとしている。「暇で食べてばかりいて太った」「ストレスがたまった」など、うしろ向きな回答や常識を疑われる言葉は使わないこと。