いま、コロナ禍によって家計がダメージたことで、これまで専業主婦だった人の中にも新たな収入を得るべく、就職しようと考える人は少なくない。
就活の第一関門となるのが履歴書や職務経歴書。いまは、求人サイトから応募したい企業の応募ページなどに進み、履歴書などのデータをアップロードするケースも増えている。しかし、指定がない場合は、パソコンのワードやエクセルなどのソフトを使って自作するのがおすすめだと、「しゅふJOB総研」所長の川上敬太郎さんは言う。
「パソコンスキルのアピールになるからです。特に事務職を狙っているなら自作を」(川上さん・以下同)
提出するのは履歴書だけのケースもあるが、企業側が欲しいのは、過去の実務実績の詳細が把握できる職務経歴書。これはパートも同様だ。
「重要なのは空欄を作らないこと。長く主婦業に専念してきたかたは、家庭運営で磨いた“家オペ力”を仕事のスキルに置き換えてアピールすることをすすめます」
“家オペ力”のアピール例は、別掲の職務経歴書なども参考にしたい。