「リング(指輪)やピアスが好きで、組み合わせるのも楽しんでいました。とくに “耳盛り”は好きで、ナチュラルな服装だけど耳に華やかさをもたせる感じが気に入ってました。でも、マスクをするようになってからは、耳飾りはかなり邪魔になるので、控えるように。リングは手洗いや消毒するときにいちいち外すのが面倒。そのまま手洗いをするのは抵抗があるので、すっかり着けなくなりました」(Bさん)
そんなBさんは最近、マスクのひもや本体につけるアクセサリー「マスクチャーム」に着目していたが、断念したと話す。
「マスクのひもにつけると、まるでピアスかイヤリングしているように見えて可愛いなと思っていました。職場の同僚に在宅勤務明けにもらったのですが、つけてみると意外にマスクや顔に触れる。それで、衛生面が少し不安になったのでやめました。今ではアクセをつけないのが日常になってきています」(Bさん)
Cさん(30代女性/会社員)は、顔の印象をよくするためにアクセサリーを活用していたが、在宅勤務の思わぬ影響で使用しなくなったという。
「顔が明るい印象になるので、最初はオンライン会議のときにイヤリングをつけていました。でも、意外とイヤフォンの邪魔になる。夫や子供からも、家にいるのにイヤリングを着けていると、妙な目で見られてしまい……。今では何も着けていません」(Cさん)
新型コロナウイルスの影響は、アクセサリー事情にも及んでいるようだ。