【3】送付先の住所、名前が実在しそうだった
いちばん驚いたのは、【送付先】に住所・名前・電話番号がしっかりと明記されていたこと。名前は日本人、住所も電話番号も国内のもの。いかにもありそうだったので、「もしかして、この人も第三者にアカウントが乗っ取られ、名前を使われたのでは…」などと勝手に解釈をしてしまった。
【4】購入商品が高額だった
もしも、これが1000円、2000円ぐらいの商品だったら、「後で確認しておくか」と思ったかもしれないが、「24万9480円」という金額を見て、「いますぐに処理をしないと! 手遅れになったら困る!!」と焦ってしまった。
【5】(C)や社名が明記されていた
「問い合わせ」のところに、(C)1996-2020 Amazon.comとあり、これも本物のAmazonメールに記されているものと同じものだと勘違いしてしまった。しかも、上の部分のAmazon.co.jpをタップすると、公式サイトに移動する。それが日本のサイトだったため、これは本物だと信じてしまった。
なお、記者はクレジットカード情報を入力した後に、詐欺では……と疑惑を抱いてAmazonのコールセンターに連絡をし、対応を聞くことができた。オペレーターからはクレジットカードを停止するよう助言を受け、カードの再発行手続きをとって大事に至らずに済んだが、くれぐれもこうした手口には用心したい。
※女性セブン2020年7月9日号