テレワークのメリットのひとつは、チャットやWeb会議ツールを通じて、互いにフラットにやり取りできること。ただし、境界線を見失うと、相手を不快な気分にさせたり、セクハラやパワハラにつながったりすることも。そうならないためにも最低限守るべき“作法”を身につけておきたい。
Web会議編
【1】自宅とはいえ、緊張感と最低限の身だしなみを
自宅にいるとつい気が緩みがち。無精髭や、ヨレヨレの部屋着姿はもちろん、夏場でも過度な肌の露出はNGだ。会議前、必ず一度は鏡でチェックするなど、相手に対する敬意と緊張感を忘れずに。
【2】無意識のうちに相手を不快にさせぬよう、背景にも気を配る
Web会議では自宅のプライベートな部分が背景に映り込まないよう注意したい。掃除をしていない部屋や趣味のポスターに不快な思いをする人もいるかもしれない。Web会議ツールによっては任意で背景を変えることができるバーチャル背景機能があるので活用したい。
【3】うっかりセクハラにならないよう、ときには見て見ぬふりを
相手のプライベートを指摘するのも反則行為だ。万が一、恋人や家族の写真が目に入ったり、洗濯物や食べ物など私生活が目についたとしても、よほど仲の良い相手以外は見て見ぬふりをするのが無難だ。