最後に、厳しいお金のルールを小学生時代から教え込まれたのがYさん(30代男性/システム)だ。
「お小遣いは普通にもらっていましたが、どうしても前借りがしたい時は、きっちり利息が付きました。親は『損するのはお前だぞ』と言うのですが、バカだから欲しいだけ借りてしまい、もらったお年玉がそのまま利息の返済で消えたこともありました」(Yさん)
Yさんはその後、金融関係のシステム会社に入ったが、そこで初めて、当時の「月1割」という利息が法律の上限より高いことを知ったのだとか。それを親に指摘すると、父親はニヤリと笑って「お金を借りるって怖いだろ」と言ったそうだ。