新型コロナウイルス感染拡大で働き方が代わり、テレワークを導入する企業も増えてきている。そこではZoomなどを使ったオンライン会議を開催するケースもあるだろう。
ビデオ会議ツールの使い方については、何度かやっていれば慣れてくるだろうが、意外にも服装に落とし穴があるという。金沢ケーブルテレビ出身で数多くの情報番組でレポーターを努めてきた多賀祐子アナが言う。
「ビジネスマナーとして部屋着で参加する方は少ないと思いますが、実はスーツも避けたほうが無難です。特に黒のスーツは小さな画面の大半が暗くなるため、マイナスの印象を与えやすい。ジャケットを脱いで、白のシャツ姿になれば映りが良くなります。
また、画面の中で顔がアップになりすぎないよう、カメラに対して少し体を引いて、画面の余白を多くするほうが圧迫感を与えません。上から目線にならないよう、カメラの位置を自分の目線と水平にすることも忘れずに」
ウィズコロナの社会では、「新しいビジネスマナー」が求められている。
※週刊ポスト2020年7月24日号