夕食はビュッフェスタイルでしたが、密接を避けるため、食器を下げるスタッフはゼロ。また密集を避けるため、飲み放題コーナーは混雑し始めるとストップしてしまい、なかなか飲み物にありつけません。しかも密閉を避けるために窓が開放されており、寒くて途中で上着を取りに行きました。
お風呂は7種類あるということでしたが、いざ入ってみれば、あちこちに『使用中止』との紙が貼られており、入れたのは3つだけ。大好きなサウナも使用中止でした」(Yさん)
もちろん、特に料金の割引があるわけではなかった。悔しかったYさんは、目を皿のようにしてホテルのHPをチェックしたが、これらの“サービスダウン”に関する断り書きは一切見つからなかったという。
「コロナ禍で経営が苦しいのは理解できるだけにクレームはつけませんでしたが、もうあのホテルに泊まることはないでしょう。自分も商売をやっているので分かりますが、状況が苦しいからといって、負担を客に押し付けたら、客は絶対に離れます」
苦しいのは施設側か、はたまた客の側か。