感染対策実施済みの安心施設も
今年はコロナ休校のあおりを受けて、学校の夏休みは短くなる模様。短い休みを効率よく、安全に過ごすためにも、観光施設やお店は感染対策の万全なところを選びたい。
「経済活動の再開に向けて、さまざまな業界でガイドラインが設けられていますが、実施にはばらつきがあり、わかりづらいのが実情です」
そこでレジャーや観光、文化施設の対策を「見える化」したのが、遊び予約サイト『アソビュー!』の「新型コロナウイルス感染対策(3密対策)実施済み」表示機能だ。
約7000施設中、526施設が基準をクリア(6月10日時点)している。旅先を考える際に活用したい。
これからは密接を避け、おもてなしも新時代に
「久しぶりに温泉に行く場合、ウイルスは高温多湿に弱く、温泉は安全といわれていますが、脱衣所は密になるので、注意が必要です」
『星野リゾート』の一部をはじめ、大浴場前など館内混雑をスマホで確認できるサービスを導入する宿も登場中だ。
「宿の感染対策のガイドラインには、会話や接触機会を減らすのが重要とあり、荷物を運ぶのを控え、ビュッフェはセットメニューに変更、料理説明をお品書きに変える動きも。なかにはカメラのシャッターを押すのを控える宿もあります。3密のうち“密接”はおもてなしの根幹にかかわるだけに宿も工夫が必要だし、旅行者も自分が求める対策やサービスが何なのか、見極めることが重要になるでしょう」