毎日消費する飲み物や、お菓子などのある程度保存できる食べ物も、ネットでまとめ買いしていて、ビールやペットボトルのお茶はもはやケース買い。“なくなったから買いに行く”という手間が省けるので快適です。
実際に買い物に行くのは、生鮮食品を買う時くらい。デリバリーを頼んだり、テイクアウトをしたりすることはありますが、外食もほとんどしません。3~4日くらい家から一歩も出ないなんてこともざらです」(山崎さん)
山崎さんいわく、現在の生活は“徹底的に無駄を排除したものになっている”とのことだ。
「必要ないものを買うことが、ほとんどなくなりました。食費も最低限で済ませることができるし、交通費も一切かからない。会社帰りに上司と飲みに行くこともないし、見栄を張って後輩におごることもない」(山崎さん)
テレワークによって仕事の時間は激減、給料変わらず
広告やイベント企画を行うプロダクションに勤務する都内在住の西田さん(仮名、40代女性)も、テレワークを継続中だ。
「テレワークになったからといって、自分が担当している仕事の量は変わらないんですが、実際に仕事をしている時間は半分以下になりました。これまで、いかに会社で無駄な時間を過ごしていたのかを痛感しました」(西田さん)
西田さんの会社は基本的にフレックスタイム制で、明確なコアタイムがあるわけでもなかった。しかし、所属する部署の慣例で、遅くとも昼の12時までに出社、また外での打ち合わせなどがない限り、夕方6時まで帰ってはいけないということになっていた。