家計

スマホ代、交通費、医療費… コロナ時代の家計の見直し新ルール

格安スマホにすれば月額5000円程度安くなることも(イメージ)

格安スマホにすれば月額5000円程度安くなることも(イメージ)

 新型コロナウイルスの感染拡大による賞与カットや、残業時間を減らす取り組みなどで、収入減に直面する家庭が急増している。こうした中で家計を防衛するためには、様々な節約術が必要となる。

 自粛期間中にスマホで動画を楽しんだり、在宅ワークで通話をする機会が増え、スマホの利用料金が嵩んだ人も多いだろう。

 節約テクニックとしておすすめなのはiPhoneなどの機種本体はそのまま、格安SIMの通信会社に変えること。使い勝手はほとんど変わらないまま支払いを大きく減らすことができる。

「各通信社はプランを頻繁に見直しているので、知らなかったような格安プランが見つかることもあります。一般的に、月額3000~5000円程度は安くできます」(ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん)

 格安プランを提供する通信会社はさまざまあるが、ケータイジャーナリストの石野純也さんが推奨するのは、こんなプランだ。

「たとえば、LINEモバイルなら月額1480円で使える3GBプランがおすすめです。280円で『SNSデータフリープラン』を追加すればLINEやツイッターは使い放題になります」

 スマホ代のほかにも、NHKの受信料や、動画配信サービスが無料になるケースがある。あまり知られていないが、持続化給付金を受給した中小企業の経営者や個人事業主が事業所にテレビを設置している場合、2か月分のNHK受信料の支払いが免除されるのだ(衛星契約の場合、2か月で4460円)。期限は来年3月末までなので、忘れずに申し込みたい。

「ほかにもNTTドコモと契約している人は、該当するプランに変更すると特典でアマゾンプライムが1年間無料になります。アマゾンプライムの利用料金は年間4900円なので、かなりおトクです」(前出・畠中さん)

格安スマホ会社の主なプランの月額料金を比較

格安スマホ会社の主なプランの月額料金を比較

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