銀座に開店したユニクロ旗艦店(時事通信フォト)
そのユニクロは、6月の国内既存店の売上高が前年同月比で26.2%増と発表し、コロナ禍からのV字回復が伝えられている。前出・有森氏が語る。
「柳井氏は、世界のアパレル業界の中でもユニクロが最もダメージが少ないと分析していると聞きます。この店を新たな旗艦店と位置付けてビジネスチャンスを拡大しようとしている印象です」
どちらも庶民にはケタ違いの取引ながら、「売り」と「買い」で分かれた“銀座の金の物語”。明暗はどうなるか。
※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号