トレンド

異彩を放つ「大容量エナジードリンク」を実際に飲んでわかったこと

500ml缶で発売された『ZONe Ver.1.0.0』(左)と『ZONe FIREWALL』(右)

500ml缶で発売された『ZONe Ver.1.0.0』(左)と『ZONe FIREWALL』(右)

 エナジードリンクというと、200~250mlくらいの容量の商品が多く、500mlのペットボトルに比べると“少ない”というイメージが強かった。しかし、今年5月に全国発売された『ZONe』(サントリーフーズ)は500mlという大容量で異彩を放っている。

 黒い缶の『ZONe Ver.1.0.0』と赤い缶の『ZONe FIREWALL』の2種類が展開されているこの商品。価格はそれぞれ税抜190円前後だ。1缶あたりの栄養成分は、『ZONe Ver.1.0.0』がアルギニン75mg、カフェイン75mg。『ZONe FIREWALL』がアルギニン500mg、カフェイン75mgとなっている。

 この『ZONe』を愛飲しているという20代の男性会社員・Tさんは、その魅力についてこう話す。

「『ZONe』は、ほかのエナジードリンクに比べて、味にクセがあまりなく、とても飲みやすい。『デカビタC』のような、“ほぼジュース”の栄養飲料に近いイメージでゴクゴク飲めるんですよ。『レッドブル』や『モンスターエナジー』の場合、味が濃くてそんなに量が飲めないので、“水分補給”という感覚はまったくないんですが、『ZONe』であれば“水分補給”という感覚に近いんです。コーラとかジンジャーエールの代わりに買うことが多いです」

 ちなみに、『モンスターエナジー』の500mlボトルは、実勢価格が税抜296円前後で、栄養成分は1缶あたりアルギニンが約625mg、カフェインが200mgとなっている。含まれている栄養成分にかなりの差があるのだ。

「たしかに『ZONe』の方がアルギニンもカフェインも少ないんですが、それ以上に500mlをしっかり飲みきれるというのは、個人的に大きなメリットです。『モンスターエナジー』の500mlボトルの場合、味にクセがあるので、最後まで飲みきれないことも多い。そして何より『ZONe』は安いのが助かります。高くて飲みきれないものよりは、安くて飲みきれるもののほうがいい、という考え方です」(前出・Tさん)

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。