近々登場する「6.1号機」の出玉性能は?
そんななか、近々「6.1号機」が登場する予定だ。
「6.1号機はこれまでの6号機よりも、1000円あたりの回転数が5~10ゲームほど少なくできます。そうなると、使うお金は少々増えるかもしれませんが、その分これまでよりも出玉性能を高めることもできる。
しかし、現在各メーカーが6.1号機をホールデビューさせるべく、開発に勤しんでいますが、適合試験をパスするのはそう簡単ではないようです。8月にホールデビュー予定の『戦国コレクション4』という機種が、一応6.1号機なのですが、出玉性能の面では既存の6号機と近い水準だと言われており、本格的な“6.1号機時代”へは、もう少し時間がかかりそうです。
一方で、メーカーが提出している機種が適合試験をパスできていないということは、それだけ出玉性能の面で“攻めた機種”を開発しようとしているとの見方もできます。すぐには難しいかもしれませんが、ユーザーのニーズに応えた6.1号機が登場する可能性はそれなりにあると思います」(藤井氏)
もう少し我慢の時間が続きそうなパチスロ業界。“6.1号機時代”の到来までに、ファンをつなぎとめておくことができるのか。