より堅実な選択肢として、投資信託を中心にコツコツと積み立て始める人も増えている。
金融庁によれば、今年3月末時点での「つみたてNISA(積立型の少額投資非課税制度)」の利用者は219万6808口座となり、昨年末よりも16.2%伸びた。都内在住の50代会社員男性も、つみたてNISAを使って投資信託への毎月定額積み立て投資を始めたという。
「預金だけでは資産は増えないどころか、リスクもあるので、国際分散投資として世界中に投資できるバランス型ファンド(国内外の株・債券などに投資)で積み立てをしています。コロナ禍でさまざまな不安が高まっていますが、積立型なら相場の影響も受けにくく長期の資産形成ができる。税制上の優遇も大きいので、今後も続けていきたい」
※週刊ポスト2020年8月28日