ビールのつまみの定番といえば「枝豆」「ポテトフライ」「鶏の唐揚げ」などが挙げられる。だが、すべての食べ物をまずは「ビールに合うか合わないか」という観点で見ることがすっかり身に染みてしまったというネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、「意外とビールに合うつまみ」を次々と発見しているという。
過去に「朝マックのソーセージエッグマフィンとハッシュポテトこそビールのつまみとして至高!」という説を展開した同氏は、「ドトールのミラノサンドAも相当な実力派」と力説する。新刊『意識の低い自炊のすすめ』(星海社新書)も話題で、ちょい足しアレンジにも一家言ある中川氏が解説する。
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ミラノサンドはBとCは時々代わりますが、Aは「ビーフパストラミ&生ハム」(448円。テイクアウトは440円)で2014年6月から現在まで続いています。その時期にドトールが発行した「復刻」のプレスリリースには以下の記述があります。
〈もともとドトールコーヒーショップのフードメニューには、根強いファンがついており、終売時やリニューアル時にはご愛顧いただくお客さまから、惜しむ声が多く寄せられますが、今回の復刻「ミラノサンド パストラミビーフと生ハム」もそんなメニューのひとつ。 満を持しての復刻メニューです!〉
〈ミラノサンドは1993年8月に登場、その20年を超える歴史の中で人気が高かった商品が、すこしずつ進化を遂げながら2008年5月まで販売されていた、このサンドイッチ〉
というわけで、元々人気があったパストラミビーフ&生ハム。2008年から2014年までなぜ発売していなかったのかが気になりますが、今やドトールのド定番ともいえるメニューです。
これが本当にビールに合うんですよ。しかもカロリーが382kcalとそれほど高くない。これを店で半分に切ってもらい、2人家族の我が家では半分ずつ食べ、午後のビールのつまみとします。