「アニメ関係だけは死守させてもらえ、ソシャゲとカードゲームは引退です。YouTubeでガチャやカードパック開封動画を見て、気を紛らわせようと思います。別に家族のために使うお金を趣味にまわすつもりもないのに、彼女は『何があるかわからないんだから』の一点張り。仕方ありません」(Aさん)
妻とは理解し合えず、離婚の2文字がよぎる
Aさんは互いに納得するかたちで決着したが、折り合いがつかず、関係が悪くなることもある。30代の男性会社員・Bさんは、最近ハマったバーチャルYouTuber(VTuber)の配信でチャットメッセージを目立たせる投げ銭「スーパーチャット」が、妻に見つかってしまった。
「VTuberが、自分の名前を呼んでくれるのが本当に嬉しかったのがきっかけでした。とにかくかわいい。でも、あるとき月5万円くらいのスパチャが妻に見つかり、『お金がもったいないし、ある意味浮気』『なんで私にはお金かけてくれないの?』とマジギレされました」
それまで、これといった趣味がなかったBさんだけに、コロナ禍で見つけたVTuberは“救世主”に近い存在で、「毎日が楽しくなった」という。だが、事態は「離婚」の2文字がよぎるほど深刻化している。
「配信の雑談は楽しいし、歌も歌ってくれて、どんどんうまくなって、成長も感じられて本当に泣ける。感謝の気持ちでお金を投げることの何が悪いのか、いまだにわかりません。
妻には『普段、私との外食費とかはケチるクセに、得体の知れない女にはお金出せるの?』と泣かれて以来、あまり口をきいていません。このまま暮らしていても雰囲気が悪くなるだけ。離婚も頭をよぎっています」(Bさん)
20代の男性会社員・Cさんは、学生時代からパチスロが趣味だった。しかしアラサーにさしかかると、彼女から否定されるようになったという。