コロナ禍で家族が家にいる時間が増えたことで、家事や育児、介護などの負担が増えて爆発寸前という妻は多いだろう。だが、ナチュラルライフ研究家の佐光紀子さんは、「そもそも妻がすべての家事・育児・介護をひとりで背負う必要はない」と断言する。とはいえ、夫や子供を希望通りに動かすのは至難の業。そこで視野に入れたいのが“家事のアウトソーシング”。家事はズボラでOKという読者のリアルケースを紹介しよう。
専門家がやった方がクオリティーの高い作業は依頼を
昨今の家事代行サービスの基本料金は、1時間あたり2000~3000円程度が相場に。「自分でやればタダだから」と利用しづらいかもしれないが、こんな家事は頼む価値があるかもしれない。
「エアコン掃除は自分でもやろうと思えばできますが、専門業者に頼んだ方が確実にきれいになるし、やり方を間違えると火災の可能性もあると聞き、業者に頼んでいます」(52才・パート)。
「植木の剪定や庭の手入れ、障子の張り替えなどは、『シルバー人材センター』のスタッフにお願いしています。いままでは自分でやっていましたが、年なので転倒して病院のお世話になることを考えれば、業者に頼む方が安上がりですから」(71才・無職)
自分でやるとリスクが高い家事は遠慮せずに任せよう。