生命保険に詳しいファイナンシャルプランナーの長尾義弘さんが話す。
「少しでも保険料を安くしたいという人には収入保障保険がおすすめです。子供が小さいうちは保障が手厚く、成長するにつれて保障が小さくなっていくため、家族のライフプランに合わせて必要保障額を減らしていける。その分、保険料は定期保険に比べ、ぐっと安くなっています」
最初の保障額が定期保険と同じ額なら、収入保障保険の保険料は定期保険の3分の1程度で済むという。何かと出費が多い子育て世帯には理にかなった保険だろう。
いつまでも収束しないコロナ禍で不安は高まる一方かもしれない。しかし、いくら不安だからといって、自分や家族にとって本当に必要かどうかよく考えず、保険に飛びついてしまっては、それこそ「ムダな出費」につながりかねない。家計を圧迫する保険料を見直し、不安を消し去る努力をしたいものだ。
※女性セブン2020年9月17日号