30代の男性会社員・Cさんは、新型コロナ感染拡大から外出する機会が減り、ネットショッピングの比率が増した結果、ポイントカードのほとんどを処分した。
「ネットショッピングでまとめ買いが多くなり、自然とキャッシュレスになった感じです。在宅勤務であまり外出もしないので、現金を使用する機会も減りました。もともとは現金派でしたが、いまでは近所のスーパーでもクレジットカードか交通系ICカードを利用します。そういう生活が普通になると、買い物の時にポイントカードを忘れることが増え、結果的に持たない方が楽だという結論に至りました。Amazonや楽天で買えば、そこでポイントがつくので、ポイントカードを持つくらいなら、そちらで買えばいいかなという気持ちです」
キャッシュレス化が進む裏でポイントカードを処分する人たちがいる。ポイント自体はアプリで生き残っても、物理的なポイントカードは徐々に不要のものになっていくのかもしれない。