【オープンドア(東証1部・3926)】
菅首相が官房長官として積極的に取り組んできた「Go Toトラベル」キャンペーンも有力テーマ。なかでも、航空券から宿泊、日帰りツアーなど多彩な格安旅行比較サイト「トラベルコ」を運営するオープンドアに注目が集まるだろう。「2020年オリコン顧客満足度調査」でも「航空券」「ホテル」「ツアー」の全3分野で1位に選ばれるなど、ユーザーからの評価も高い。Go Toトラベルキャンペーンの対象拡大による後押しも期待される。
【サイネックス(東証1部・2376)】
「Go Toトラベル」キャンペーンに加え、菅首相が推進を加速させると見られる「ふるさと納税」関連銘柄としても注目。地方の行政情報誌の発行や旅行・特産品の販売を手がけるサイネックスは、「官民協働」で地域の情報発信や観光資源の発掘を行ない、地域経済の活性化に軸足を置く。また、「ふるさと納税」代行など地方創生支援事業も手掛けており、菅首相が重視する「地方活性化」に沿ったビジネスモデルに期待が高まる。