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コロナ不況が女性の雇用を直撃 「給料7割減」で悲痛な叫び

 職業を失うことは、収入を失うことだ。本誌・女性セブンにも悲痛な叫びが続々と届いている。

「派遣社員として婦人服売り場で働いていたのですが、4月から仕事がありません。春夏物がほとんど売れないせいで、秋冬物を仕入れる現金がないといわれていて。その結果、6月から給料は半減。販売実績に応じてのプラスアルファももらえないので、実質7割くらい減りました。住宅ローンの支払いと子供の塾の費用が間に合わず、3か月間、貯金を取り崩して生活しています」(46才、派遣社員)

「食品卸会社でデータ入力や梱包をしていましたが、やることがなくなったと言っているうちはよかったです。ついに会社から『申し訳ないけど』と切り出され、無職になってしまいました。失った15万円の月収をどう工面するか、頭が痛いです」(52才、主婦)

 職を失う人の数が増えれば、命を絶つ人も増える。実際、失業率と自殺者数には相関関係があるという論文も発表され、失業率が1%上がるたびに、自殺者が年間で4000人増えるともいわれている。

※女性セブン2020年10月15日号

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