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「脱・ユニクロ」する人も 30~40代のファストファッション選びの基準とは

ファストファッションの選択肢も増えた中、どんな基準で選んでる?(イメージ)

ファストファッションの選択肢も増えた中、どんな基準で選んでる?(イメージ)

 ユニクロ、GU、ZARA──。いまやファストファッションはすっかり生活に根付いた印象だ。だが、選択肢が増えたことで、ファストファッション内でどのブランドを選ぶかが迷いところでもある。どのブランドを着るかは、性別や年齢、趣向によって異なるが、その選択基準や魅力は気になるところだ。

 30代の男性会社員・Aさんは、「脱・ユニクロ」を進めつつあるという。

「これまで品質と値段の兼ね合い的にユニクロを重宝していましたが、最近は安さならGU派。パンツはゆったりめのものがほしいので、GU以外だとcoenに多いゆるめのシルエットでストレッチが効いたものがお気に入りです」(Aさん)

 Aさんは、昔、“全身ユニクロ”だった時代のことを振り返る。

「約10年前、僕が大学生の頃は、ユニクロを着ているとバレる『ユニバレ』があったり、さらに友だちとカブると『ユニカブリ』と言われて、ちょっと恥ずかしいところもありました。いまは全身ユニクロだって誰も気づかないレベル。ただ、シンプルゆえにデザインが単調になりがちなので、最近は全然買っていませんね」(Aさん)

 やはりユニクロに大して「最近あまり買っていない」というのは、40代の主婦・Bさんだ。

「ユニクロは、最近“安くない”気がしてきてしまっています。昔は安いと思っていましたが、今はもっと安いお店がいっぱいある。安く買おうとしてユニクロに行くことはなくなりました。

 安さなら、しまむらとネット通販のヒラキをよく利用します。しまむらは掘り出し物があることが多い。ヒラキはキッズの靴が180円という驚愕の安さ、大人の服も700円代から1000円代後半くらいが多くて、気に入っています。特にキッズ服は300円のものもあり、成長期なのでコスパは抜群。しまむらとヒラキを組み合わせて親子コーデを楽しんでいます。予算は1人3000円もあれば十分。夫の私服もほぼヒラキです」(Bさん)

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