夫のカードを、欲しいものがあったときにすぐに購入できる“魔法のカード”のように語るママ友たち。増田さんはその話を聞いてうんざりしたものの、笑顔で「夫と相談してみるね」と、返答したそうだ。
田舎特有の狭いコミュニティということもあり、このママ友たちと関係を切るのは難しいとのこと。この先も付き合っていかなくてはいけないと思うと、頭が痛くなると話していた。
「この現状を抜け出すには、私が働きに出てクレジットカードを持てるようにするしかないかもです。でもきっと次は、『働かされてるの? かわいそう〜』が始まるんでしょうね……」
夫からクレジットカードを持たされていることをステータスだと感じている層は、一定数いるようだ。もちろん信頼されているからこそできることではあるものの、中には増田さんのように話し合った結果それをしない家族もいる。
新型コロナウイルス対策の一環として、接触機会を減らせるクレジットカードを持つことを勧めるのは賛同できるが、“愛情”などといった主観的な物差しで、マウンティングを取りながら話を展開するのは違う気がする。