日本時間10月14日深夜に発表された「iPhone 12」シリーズ。次世代通信規格の5G対応への期待から、そのスペックがどうなるのか知りたくて、心待ちにしていた人も多かっただろう。ベールを脱いだ4タイプ中、注目を集めているのが小型モデルの5.4インチ「iPhone 12 mini」だ。
現行で小さい部類に入るiPhone7や8、SE(2020)などよりも、本体サイズが小さいにもかかわらず、画面サイズは大きくなった。しかも、デュアルカメラ搭載でありながら、iPhone 8(148g)よりも15g軽い133gの軽量設計。つまりiPhone 12 miniは、コンパクトさを求めるユーザーにとっては待望していた機種と言えるだろう。価格も7万4800円(税別)~と、10万円を超える上位機種に比べれば安い部類に入る。米オンラインマーケットSellCellの調査によると、iPhone 12の購入を検討しているユーザーの44%がminiを選択する可能性があるという人気ぶりだ。
実際、SNS上でも「最高」「待っていた」など発売前から評価も上々。どういった点が注目ポイントなのだろうか。iPhoneユーザーたちの声を聞いた。
2017年発売のiPhone 8は「そろそろ換え時」?
30代の男性会社員・Aさんは、iPhone 8をメンテナンスしながら約3年ほど使っている。「正直、まだまだiPhone 8でも十分」だと思うが、今後のことを考えるとそろそろ買い替えるべきなのか悩んでいる。
「今もiPhone 8で困ることはあまりありません。でもゲームによってはiPhone 8が最低ライン、もしくは対応しなくなったものも出てきているので、そろそろ買い替え時かな……と。一時期iPhone 11に機種変更しようと思ったのですが、持った感じが重過ぎて断念。そういう意味で、今回のiPhone 12 mini登場はタイミング的にバッチリです」(Aさん)