容器に入ったレンジ対応のおでんと、パック入りのおでん。その特徴について、小浦氏が改めて総括する。
「容器入りのおでんは、ボリュームが少ない一方で300円以上の価格なので、多少の割高感は否めないでしょう。しかし、1人で食べきるには適量ですし、電子レンジしか使えない状況には、助かる商品だと思います。少ない量でもいいから、複数のおでんを食べたいときなどには、いい商品ですね。
パック入りのおでんは、とにかく安い。ボリュームもあって、1人で食べるだけでなく、2~3人の家族であれば、“もう一品のおかず”にも丁度いいでしょう。ただ、やはり電子レンジを使えないということで、調理する手間がかかるのがデメリットですね。レンジ式との価格の差は、調理する手間賃と容器代という考え方もできるでしょう。
シチュエーションに合わせて、タイプの違うおでんを選択できるのは、消費者にとってはありがたいこと。コロナの影響でレジ横おでんの販売方法が変化し、少々買いづらくなっていますが、そういった場合にも、異なるタイプのおでんが販売されているのはいいですね」
選択肢が多くなっているコンビニおでんで、ポカポカ気分を味わってみたい。