住まい・不動産

浅草じゃなくて「浅草橋」 都心に超近いのに生活感がある街の魅力

下町風情を残す「おかず横丁」商店街も

 交通の便だけでなく、生活の便も悪くありません。もともと浅草橋は、人形、玩具、文具、手芸用品などの問屋街。基本的にはオフィス街なので、コンビニはそこらじゅうにありますし、スーパーも複数あって、日常の買い物にも不便を感じることはないでしょう。飲食店も非常に充実していて、1人でふらりと立ち寄れる居酒屋、大勢でワイワイと飲める庶民的な店、雑居ビルをリノベーションしたオシャレな店など、選択肢は豊富。老舗も少なくありません。

 駅から少し離れた場所には、下町風情を色濃く残す「おかず横丁」という商店街もあり、ぜひとも利用したいところ。夏には隅田川の花火という一大イベントもありますし(*)、屋形船で遊ぶこともできます。都心に非常に近いのに夜はとても静かで、治安も良好です。

【*2021年の隅田川花火大会は、東京五輪や新型コロナの状況も踏まえ、10月23日に開催予定と発表されている】

 特に弱点が見当たらない浅草橋ですが、唯一最大の問題は家賃です。家賃相場は、ワンルーム・1K・1DKで11.51万円(ライフルホームズ調べ。10月29日時点)で、都内でも限りなく最上位レベル。駐車場も月3万円を切るものはまず見かけません。ただ、ここまで都心に近くて、きちんと生活感がある日常を送れる街は、都内でもほとんどありません。「オフィスには近いけど、食事は毎日外食かコンビニ」というような生活が嫌なら、検討すべき街が浅草橋。繰り返しになりますが、交通の便が極めて良いので、都内で事務所を構える場所としてもオススメです。

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