具材は、もやし、キャベツ、チャーシュー。ニンニクはラードなどの脂と合わさった形になっており、レンジで温めると脂が溶けて、刻みニンニクが姿を現す形になる。記者Aが実食した。
「スープの量が少なめなので、いわゆる“天地返し”(器の中の麺と具材の上下を入れ替えること)をして、全体にスープを絡めさせる必要があります。
スープはかなり濃厚です。醤油味、塩味も濃くて、パンチが効いている。麺もしっかり太くて食べごたえもあり、胃袋にズシンとくる感覚を楽しめます。チャーシューも分厚くて、ボリューム感があります。私は普段から二郎系ラーメンを食べているわけではないのですが、かなり本格的な部類に入ると思います。商品登場から、リニューアルを重ねているということもあり、完成度の高さを実感します」(記者A)
麺とスープにギャップを感じるローソン
ローソンからは、都内を中心に展開し、海外にも出店している人気店「麺屋一燈」が監修する『麺屋一燈監修 濃厚豚醤油ラーメン』(598円)が11月3日から販売されている。
カロリーは733kcal。実測した内容量は610g(容器の重さを除く)だった。家庭用の500Wの電子レンジでの加熱目安時間は5分30秒となっている。
具材は、もやし、キャベツ、青ネギ、そして1/2個の煮玉子。ニンニクは背脂と合わせてあり、温めると脂がスープに溶けるようになっている。
「セブン-イレブンの『中華蕎麦とみ田監修 ワシワシ食べる豚ラーメン』よりも、さらにスープの量が少ないです。なおかつ、スープがかなりドロッとしています。通常のラーメンとまぜそばの中間くらいといった印象でしょうか。よく混ぜてから食べるラーメンですね。
スープはドロッとしていますが、意外と優しい味。豚骨だけでなく、鶏ガラや魚粉も使っているとのことで、ほのかな甘味もあり、奥深さを感じます。ガッツリ系一辺倒ということではなく、食べやすさもあります。
麺はけっこうゴワッとしていて、食べごたえ十分です。スープは丸みがありますが、麺のほうがかなり攻撃的だと感じました。
麺の食べごたえがある一方で、ボリューム的には他に比べると少々控えめ。意外とペロッと食べられる量なので、初心者向きと言えるかもしれません」(記者A)