──今後、新たな事業展開の可能性は?
遠藤:シェアリング事業(品物を共有したり個人間で貸し借りする際の仲介を行なうサービス)には多くの可能性があると見ています。たとえばルイ・ヴィトンの鞄などのブランド商品を、パーティや披露宴などのハレの日に一時的に使いたいという方々はかなりいらっしゃいます。中古品だけでなく新品をお貸しすることも含め、挑戦していきたい分野ですね。
どれだけお客様のご要望に応えられるかを、今後も追求していきたいと思っています。
【プロフィール】
遠藤結蔵(えんどう・ゆうぞう)/1978年、愛知県生まれ。2000年、早稲田大学政治経済学部卒業後、日本マクドナルド入社。同年11月にゲオ入社。2004年、取締役社長室副室長を経て、2011年11月より現職。
【聞き手】
河野圭祐(かわの・けいすけ)/1963年、静岡県生まれ。経済誌編集長を経て、2018年4月よりフリーとして活動。流通、食品、ホテル、不動産など幅広く取材。
●撮影/山崎力夫
※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号