すき焼き定食は「肉増」を選ぶべき?
『すき焼き定食』(890円)は、牛肉、白菜、ネギ、とうふ、しらたき、うどんという具材を使ったオーソドックスなすき焼き。生玉子と味噌汁がついてくる。
「安定のおいしさです。すき焼きのタレは、味がしっかりしていて濃いめ。ごはんがもりもり進みます。まさに“定食向けのすき焼き”という印象です」
ボリュームはどうだろうか。
「野菜などの具材はたっぷりですが、通常の『すき焼き定食』だと牛肉の量がちょっともの足りないかなと思いました。1290円と価格は高めになりますが、牛肉2倍の『肉増・すき焼き定食』だと、ごはんを数回お替わりできるくらいのボリューム感になると思います。個人的には“肉増一択”です」
ほかの2種類の鍋定食には味噌汁がついていないが、この『すき焼き定食』にだけ味噌汁がついてくる。
「あくまで個人的な話ですが、鍋料理と味噌汁を一緒にいただくことはあまりないんですよ。すき焼きの場合、スープを積極的に飲むわけではないので、味噌汁がついてくるのはわかるんですが、個人的には味噌汁はなくてもいいかなと思いました。ただ、具材を全部食べきった後に、残った味噌汁と食べ放題のお漬物で、ごはんのお替わりを楽しむことができたのは、よかったです」
ごはんお替わり自由のポテンシャルを最大限に活かす鍋は?
やよい軒といえば、ご飯がおかわり自由であることが、大きな特徴だ。その“おかわり自由”を最大限に楽しめる鍋メニューは、どれなのだろうか。
「味が濃くてごはんが進むすき焼きもいいし、しょうが鍋のスープにごはんを入れて雑炊にするのもいい。でも、やはりチゲ鍋の余ったスープで作った雑炊が一番だと思いますね。スープをフルで活用すれば、3杯くらいのごはんは余裕でいけると思います。やよい軒の歴代メニューの中でも、随一の“ご飯おかわり対応力”です」
体が温まるだけでなく、ご飯のおかわりも存分に楽しめるやよい軒の鍋メニュー。定番化を求める声が多いのも納得だ。