援軍のはずの実父がまさか…
その翌日も、電動自転車を走らせてDX日輪刀を探し回った鈴木さん。その姿を見ていた近くに住む67歳の実父が、「俺も手伝うよ!」と言い始めたそうだ。人手が増えたことで入手できる確率もアップしたと思ったのだが……。
「父は、『見つけたから買っておいたぞ!』とものすごく得意気に話してきました。どこで探したのかと聞くと、最近ハマっているというフリマサイト。売上金を使って、かなり割高の転売価格で購入しちゃったんです」
父にDX日輪刀の定価を伝えていなかったこともあり、転売価格であることが分からなかったそうだ。商品は無事に届いたものの、モヤモヤして仕方がないと鈴木さんは父にイラついていた。
「転売価格で買いたくなくて頑張ったのに、父がその苦労を一瞬で水の泡にしました。どんな保存状態かも分からないし、転売ヤーを応援してしまった気がして気分が悪いです」
この件を巡り、父娘喧嘩が勃発し、良かれと思って購入した父は大激怒。現在も冷戦状態が続いているという。
今年のクリスマスは、「サンタさんに鬼滅グッズをお願いする!」と子供に言われて、困るパパ・ママが続出しそうな状況。リクエストを複数聞いておいて、きちんと入手できるかどうかを確認しておくほうがよさそうだ。