山田氏の最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』では、上記のような大企業が公募した副業が多数紹介されている。中でも人気も報酬も高いのが「コンサルタント」だという。
同書によれば、実は一般的なサラリーマンが持つ知識や経験にもコンサルティングとしての需要があり、実践者たちの平均的な副業の「月収目安」は15万円と高額だ。さらに、「中小企業にこそ副業人材の需要は多い」とも記されている。副業市場が活況を呈する日は近そうだ。
※『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』発売記念対談より抜粋して再構成
【プロフィール】
曽根秀晶(そね・ひであき)/ランサーズ株式会社取締役、新しい働き方研究所所長。1981年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、経営コンサルタントとして20を超えるプロジェクトに従事。その後、楽天株式会社に入社し、国内の営業・事業企画の経験を経て、海外M&A・全社戦略などを担当。現在はランサーズで経営戦略の立案、新規事業の推進などの統括を務めている。
山田真哉(やまだ・しんや)/公認会計士、税理士。1976年、神戸市生まれ。大阪大学文学部卒業後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウス・クーパースなどを経て独立。『女子大生会計士の事件簿』(シリーズ100万部)、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(165万部)など、その著作活動も注目されている。YouTubeに開設した『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』はCH登録者数が約15万人(2020年11月時点)で、「公認会計士YouTuber」として第1位。最新刊は『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』。