「たったの3分で年間平均16万1642円が節約できる」と話題の『細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2021』(小学館)。新型コロナウイルスの感染拡大は、『家計ノート』による節約生活にどんな影響を与えているのだろうか? 同書を実際に購入した人たちに、著者である細野真宏さんが直接話を聞いた──。
家計簿歴20年、首都圏在住のNさん(43才)は、『家計ノート』で毎月平均11万円を節約できているという。40才で住まいのローンも完済した。節約成功の秘訣とは?
貯める秘訣【1】自分に合った家計簿を探す
細野:Nさんは40代にして、すでに家計簿を20年くらいつけている、ということは20才くらいからつけている、ということでしょうか?
Nさん:22才で結婚してからつけているので、もう20年以上ですね。
細野:最初から家計管理に成功していましたか?
Nさん:実は、ここまでたどり着くのには苦労がありました。最初は大学ノートに書いていましたが書きにくくて。それで市販の家計簿を買ったのですが、自分で日にち、食費や日用品と項目を書くのが面倒で。あと日記も書きたいと思ったのですが、書くスペースがなかったんです。だけど、書くスペースがあればいいわけでもなくて、他のだと、何を食べたか書く欄もあって、1日3食を具体的に書くのが面倒とか、「コレ!」というのに出会えずにいました。
細野:なるほど、自分が本当に書きたいものを最初から用意されていないとストレスになりますよね。
Nさん:そうなんです。でも『家計ノート』と出会ってからは、本当にストレスから解放されて。毎週の金額コラムも楽しくて、これでやっと落ち着けました。やっぱり分かりやすくて無駄がないと家計管理のやりがいが出て、節約の効果も断然違ってくると思いますね! あと「読者の活用テク」も載っているのでそれを読んで、さらに家計管理のコツが見えてきました。