キャリア

多忙な人でもできる「スキマ副業」3選 データ入力で月収5万円も

アンケートモニターの月収目安は2万円(『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80の仕事』より)

アンケートモニターの月収目安は2万円(『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80の仕事』より)

 ランサーズによると、企業による仕事の外注の動きにもはや「聖域」はなく、クリエイティブな仕事だけでなく、総務や経理、営業、マーケティングなど、どんどん発注の分野は広がっているそうだ。とりわけ資格系や専門スキル系は報酬も高額だが、一方で短時間に誰でも簡単にできる副業の人気も依然として高いのだという。

「例えばデータ入力やアンケート回答などの仕事は企業側のより細かく、よりスピーディにというニーズがあり、発注件数も多い。アンケート回答なら『スマホで1分』で終わるので、超多忙なビジネスパーソンがごくわずかなスキマ時間を使ってやることもできます」(曽根氏)

 山田氏の最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』でも、「誰でも系」として両副業が紹介されている。アンケートでは、商品モニターなどに選ばれればさらに高額な報酬が期待できるという。一方、さらに簡単、単純な副業として「ポイント稼ぎ」があるという。

ポイントサイトの月収目安は1万円(『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80の仕事』より)

ポイントサイトの月収目安は1万円(『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80の仕事』より)

 ポイントサイト内にある様々な「ミッション」をゲーム感覚でこなすことができるため、こちらも忙しいビジネスパーソンの「スキマ副業」として人気だ。来たるべき副業の時代に備え、まずは簡単スピーディな仕事を試してみるのもいいかもしれない。

※『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』発売記念対談より抜粋して再構成

【プロフィール】
曽根秀晶(そね・ひであき)/ランサーズ株式会社取締役、新しい働き方研究所所長。1981年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、経営コンサルタントとして20を超えるプロジェクトに従事。その後、楽天株式会社に入社し、国内の営業・事業企画の経験を経た後、海外M&A・全社戦略などを担当。現在はランサーズで経営戦略の立案、新規事業の推進などの統括を務めている。

山田真哉(やまだ・しんや)/公認会計士、税理士。1976年、神戸市生まれ。大阪大学文学部卒業後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウス・クーパースなどを経て独立。『女子大生会計士の事件簿』(シリーズ100万部)、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(165万部)など、著作活動も注目されている。YouTubeの『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』はCH登録者数が約15万人(2020年11月時点)で、「公認会計士YouTuber」として第1位。最新刊は『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』。

YouTube対談動画「副業成功への道」〈第1回:コロナ禍ですすむ副業活用〉〈第2回:本業と副業のおいしい共生関係〉も配信中。

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