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ディズニー混雑時の値上げに反応様々「仕方ない」「子連れ層には痛手」

ディズニーチケットの値段改定に理解の声もあるが…(2020年9月にオープンした「美女と野獣」をテーマにした新エリア。時事通信フォト)

ディズニーチケットの値段改定に理解の声もあるが…(2020年9月にオープンした「美女と野獣」をテーマにした新エリア。時事通信フォト)

 ファンたちはどう受け止めているのか? 12月22日、オリエンタルランドは2021年3月20日入園分のチケットから東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(以下、ディズニー)で、チケットの変動価格制を導入すると発表した。

 チケット価格は時期や曜日ごとに設定され、最大で500円の値上げとなる。例えば、「1デーパスポート」の現在の大人料金8200円(以下、税込み)は、平日は据え置きだが、土日・祝日・春休み・ゴールデンウィーク期間には8700円に設定される。価格の変動は8200~8700円の間で決まるという。

 混雑が見込まれる時期の値上げというわけだが、ディズニーチケットの値上げは過去何度も行われている。開園当時、1983年の「1デーパスポート」の大人料金は3900円だったが、1987年に4200円に初めて値上げして以降、ほぼ数年おきのペースで100~700円アップ。最も高い700円の値上げは2020年4月だった。

 2014年以降は2017年と2018年を除き、毎年値上げしていることから、もはやファンにとっては“恒例行事”と化していたが、開園当時の倍以上にもなる料金に、多くの人たちから悲鳴も聞こえてくる。

「コロナがあったので、減収を補うために値上げするんだろうな、と覚悟していたので、やはり、というのが正直な感想です。平日に行けたらいいのですが、自分の場合、行けるのは土日や連休が中心になるので、きついですね」

 そう嘆くのはIT企業で働く20代の女性・Aさんだ。3か月に1回ほど、仕事のご褒美として友人とディズニーを楽しむというAさんは、値上げはショックだが「仕方ない」とも話す。

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