「お酒の箱買いにハマっています。ビールやストロング系チューハイの箱がキッチン付近に山積みになり、同僚には『箱買いおじさん』と呼ばれるように……。でも、いちいちコンビニに買いに行かなくなったことで、つまみやお菓子など余計なものの“ついで買い”もなくなりました。節約につながるメリットもあるんです」(Bさん)
PR会社で働く30代の女性・Cさんは、マスクが品薄になり手に入れなくなった時から、備蓄意識に目覚めたという。日用品や食料品はもちろん、調味料のストックも欠かさない。そんなCさんは、面倒だと思われがちなストックを補充する買い物が「楽しい」と明かす。
「『無駄にならないモノだから、いいよね?』という魔法の言葉で、ついつい食品や消耗品のストックを買ってしまいます。たぶん、購入はストレス発散を兼ねているのではないかと思います。日常的に使うものだから、罪悪感もないですし。ストック補充は言い訳ができる最高の買い物かもしれません」
備蓄はもしもの時のためには良い習慣だが、度を超してしまえば浪費につながりかねない。使用頻度や保管スペースなどから自分の最適なストック量を見極めたい。