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コロナで広がる格差バブル 乗り越えるにはニューエコノミーに注目

 コロナで実体経済が悪くなればなるほど、政府は強力な景気対策を打ち続けなければならなくなり、そのお金が株式市場に流れてバブルを生みます。今回の景気対策は、いままでの規模とは異次元です。さらに景気対策の長期化も予想されます。2021年に、バブルはまさにピークを迎えるのではないでしょうか。

 私はライフワークとして、「景気の循環」の研究を続けてきました。有力な説とされるのが「30年周期」です。いまからちょうど30年前にバブルが崩壊し、日本は平成時代を通じて「失われた30年」という大不況を経験しました。それが、昨年に起きた新型コロナ・ショックを機に、次の景気の局面に入ったとみています。すなわち「上昇の30年」です。いままでの重厚長大型の大企業、大銀行などのオールドエコノミーは衰退し、デジタルやネットが牽引するニューエコノミーの時代が始まると予測しています。

 今年ほど、お金持ちへの第一歩を踏み出すのに相応しい年はありません。

※女性セブン2021年1月21日号

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