家計

「貯まる財布」は中身もシンプル クーポン券はもらわない選択肢も

マネーの達人たちが提案する「貯まる財布」7か条

マネーの達人たちが提案する「貯まる財布」7か条

 ポイントが貯まるということは、その分お金を使っているということ。クレジットカードの場合、使ったお金は借金になる。そうまでしてポイントを稼ぐのは本末転倒だ。

「いや、私だって一応、定期預金に自動積立しているわよ。毎月1万円ずつだけどね。それも、入れては出しての繰り返しだから、貯まらないんだけど。いまの手持ち? クレカの引き落とし分を確保したら、すっからかんよ。現金が足りないから、またクレジットカード払いになっちゃうの。自転車操業ならぬ、“一輪車操業”ね(笑い)」(オバ)

 チャレンジ精神旺盛なオバ。家計に対しても挑戦的だ。

家計が管理しやすい財布は中身もシンプル

 そんなオバにまずやってほしいのは、「レシートを見ること」だと、丸山さんは言う。

「レシートは発見の宝庫。どこで、どの時間帯に、どんなものを買っているのか見直すことで、購入時点では必要に思えても、“なぜこんなものを?”という無駄が浮き彫りになります。自分の買い物の傾向を知れば、次からは、無駄遣いが防げます。お金を貯めようとするより、無駄に使うお金を減らしていきましょう」(丸山さん)

 さらに、オバの財布に入っていた飲食店の割引クーポン券にも切り込んだ。一見、節約に有効そうだが……。

「『ドリンク1杯無料』の割引券を使うがために、しなくてもいい外食をしてしまいます。ですから、クーポン券は基本、もらわないか捨てるのがおすすめです」(丸山さん)

 大切なのは支出の管理。それを簡単にするため、丸山さんは使うカードを、プリペイドカード一択にしている。

「私の使っている『Kyash』なら、アプリと連動して家計管理ができるので、わざわざ家計簿をつけなくてもいいのが魅力です」(丸山さん)

 消費を抑え、家計管理を簡単にするには、無駄なものを持ち歩く必要はない。おのずと財布の中身はスカスカになるのだ。

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