コロナ自粛で、『愛の不時着』をはじめとする韓流ドラマに「沼落ち(ハマる)」した人も多かったが……。
「実は『韓国ドラマなんて』と言っていた私が偶然見た『トンイ』にハマってしまった。いまでは史上最高のドラマです」
そう語るのは脳内科医の加藤俊徳さん。物語と自分の人生が重なり、毎日涙が止まらなかったという。
「日常がマンネリ化すると脳が成長せず、新鮮なものに対する感度が落ちるため、“韓流なんて”という先入観が、自分の心の琴線に触れるものを妨げていたのでしょう。でも、『トンイ』にハマったのを契機に脳が成長し始め、新しい脳の扉を開くことができたのだと思います」(加藤さん)
加藤さんは、次は主演女優のほかの作品を見るつもりと言うが、先入観を捨てたとき、あなたも沼に落ちるかも?
取材・文/佐藤有栄
※女性セブン2021年1月28日号