家賃や水道光熱費は?
サラリーマンは自宅で仕事をしても家賃や水道光熱費を経費として計上することはできないが、個人事業主なら可能だ。
「この場合、プライベートと業務における『使用割合』が大切です。たとえば自宅4部屋のうち1部屋を仕事で使えば、家賃の4分の1を経費として計上します。
冷暖房を使用したことでかかった水道光熱費などは一般的には総額の20~30%が事業用の目安となります」(白石氏)
リモート会議で着る服は?
テレワークではオンライン会議をすることも多い。リモート会議のために“モニター映えする服装”を新調した場合はどうか。
「サラリーマンも個人事業主も、経費として認められるハードルは非常に高いでしょう。スーツやジャケットなどの着用がその仕事において必要不可欠なものか証明することが難しいからです。在宅勤務ではなおさらでしょう」(同前)
※週刊ポスト2021年2月5日号