「『英語が書かれた洋服はダメ』というルールがあるのを知らず、英単語がたくさん書かれた上着を着ていたら、厳格な試験官に『脱ぐか裏返しにするか選びなさい』と言われました。仕方ないので上着を脱ぎましたが、下に着ていたのはロックTシャツで、こちらもたっぷり英単語が書かれています。私は結局、黒いゴミ袋(当時のゴミ袋は黒だった)をすっぽりと上から被せられ、ゴミのおばけみたいな格好で試験を受けました」(Fさん)
Fさんはきっちりその学校に合格したが、「周りの受験生たちは、気が散って仕方がなかったでしょうね。落ちた人からは恨まれているかもしれません」と振り返る。
受験生は試験会場を選ぶことはできない。上記の先輩受験生たちも予想外の苦労をする羽目になったようだが、極力、周りの受験生に惑わされないようにするだけでなく、くれぐれも自分が迷惑をかけないよう注意して受験に臨んでほしい。