コンビニに売られている“お寿司”のなかでも、定番となっているのがいなり寿司。さらに、俵型のオーソドックスないなり寿司だけでなく、三角形の“おにぎりスタイル”のいなり寿司も人気で、どこのコンビニでも目立つようになっている。コンビニグルメに詳しいライターの小浦大生氏は言う。
「コンビニでは、のり巻きといなり寿司が詰め合わせになっている助六寿司や、2~3個の俵型のいなり寿司がパックになったものなどが定番商品として販売されている以外に、通常のおにぎりとほぼ同じくらいのサイズ感のいなり寿司も人気です。この“おにぎりスタイル”のいなり寿司は、梅などの具材が使われていたり、ゆずやわさびなどのフレイバーが効いていたりと、プラスアルファの要素が加わっている商品が多いです」
そこで、大手コンビニ3社で販売されている“おにぎりスタイル”のいなり寿司を比較する(※)。
(※2月7日時点で都内のコンビニで販売されているものが対象。地域によっては販売されていない商品もあります)
カリカリ梅が特徴的なセブン-イレブン
セブン-イレブンでは、『いなり寿司 梅しそ』が販売されている。価格は135円(税込み、以下同)。1個あたりのカロリーは198kcal。カリカリした食感の梅とねり梅の2種類を具材に使ったいなり寿司だ。
「とにかくカリカリ梅の食感が特徴的ないなり寿司です。油揚げの甘さとともに、爽やかな梅の味が全面に出てきます。ごはんそのものに梅の味付けがしてあるので、梅干しのおにぎりとも違った雰囲気です」(小浦氏・以下同)
さらにセブン-イレブンでは『具だくさん五目いなり』(135円、200kcal)も販売されている。ニンジン、たけのこ、れんこん、ごぼう、かんぴょうなどの具材が使われている。
「たけのこやれんこんのサクッとした食感を楽しめるいなり寿司です。具材も含めて全体的にボリューム感があり、1個食べただけでも、それなりの満足感が得られると思います」