定番から変わり種まで、数多くの種類が販売されているコンビニのおにぎり。そのなかで、長年にわたって人気があるのが、“ツナマヨネーズ”のおにぎりだ。コンビニグルメに詳しいライターの小浦大生氏が説明する。
「ツナマヨおにぎりは、定番中の定番。コンビニおにぎりの人気調査を行うと、“ツナマヨ”と“鮭”が2大人気商品ですが、近年はツナマヨ人気が上回っています。海苔を食べる直前に巻く手巻おにぎりのツナマヨが特に人気で、予め海苔が巻いてある直巻おにぎりの場合は、“和風ツナマヨネーズ”というスタイルとなっています」
そこで今回は、直巻おにぎりの“和風ツナマヨネーズ”に注目。マネーポストWEBのコンビニグルメ担当記者Aが、大手コンビニ3社の商品を実食した。
クセがないセブン-イレブン
まずは、セブン-イレブンの『直巻おむすび 和風ツナマヨネーズ』。価格は124円(税込み、以下同)で、1個あたりのカロリーは246kcal。実際に記者Aが重さを測定したところ、117gだった。
「和風ツナマヨネーズのおにぎりは、各社ごはんに味付けがしてあって、茶色くなっているんですが、セブン-イレブンが3社の中でもっとも色が濃い。なので、結構濃い目の味かと思いきや、意外とあっさりめの優しい味です。しょっぱさは控えめで、ごはんの甘味がしっかり感じられます」(記者A・以下同)
具のツナマヨネーズも“控えめ”な印象だという。
「あまりマヨネーズが強く主張しておらず、とてもまろやかです。ツナの香りも控えめで、全体的に薄味でクセがない。ツナマヨのおにぎりは香りでそれだとすぐに分かるイメージがありますが、そこまで香りも強くなく、とても食べやすいツナマヨおにぎりです」