「お店は20時まででゆっくりできないし、密を避けたいという気持ちもあるのでしょう。でも、むしろ閉店時間を遅くしたほうがみんなお店に行って、路上がゴミで荒れることもないと思うのですが……」(Bさん)
広告代理店で働く30代の男性会社員・Cさんは、渋谷在住。昨年リニューアルした渋谷の商業施設「ミヤシタパーク」4Fにある宮下公園をのぞいた時、あまりの混雑ぶりに驚いたことを明かす。
「僕が行った時は、大混雑の花火大会の陣地取りのような状態でした。スタバのドリンクを手に会話している女性たちの横では、ベビーカーのママたちが家族でお弁当を食べていて、他にも一人でテイクアウトの惣菜を食べているスーツ姿の会社員もいました。
確かに公園ならオープンな空間なのでまだマシに思えるし、カフェや居酒屋に行くより安上がり。気分転換になるのは凄くいいことだと思うんですが、ゴミ問題はもとより、飲食をしているからマスクをしている人たちも少ない。はたしてこれでいいのだろうか、と思いを巡らせました」
居酒屋難民たちの「路上飲み」問題に続き、飲食店や自宅で食べない「路上食べ」する人たちも増えている。緊急事態宣言が明け、飲食店が通常営業に戻れば、こういった目撃談も減るのだろうか。